富津市青堀駅前すぐの歯医者「熊切歯科医院」

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休診日:木曜、日曜午後、祝日

骨粗しょう症と歯科治療

お口の健康から
これからの身体の健康を考える

「骨粗しょう症と歯医者に、どんな関係があるのだろう」
そう思われる方は少なくないかもしれません。
骨粗しょう症というと、整形外科で検査や治療を受ける病気というイメージが一般的です。
しかし、実は歯科とも無関係ではありません。

特に大切なのが、骨粗しょう症の治療を始める前のお口の状態です。
骨粗しょう症の治療に使われる薬の中には、抜歯など顎の骨に関わる処置を行う際に注意が必要なものがあります。
そのため、治療が始まってから初めて歯の問題に気づくよりも、できればその前から歯科医院でお口の状態を確認しておくことが大切です。

熊切歯科医院では、歯だけを見るのではなく、患者様が現在どのような病気で治療を受けているのか、どのようなお薬を使用しているのかにも目を向けながら診療を行っています。
骨粗しょう症についても、歯科を一つのきっかけとして、ご自身の身体について考えていただければと思っています。

骨粗しょう症とは

千葉県富津市 熊切歯科医院

骨粗しょう症は、骨の量や質が低下し、骨折しやすくなる病気です。
年齢を重ねた方、特に閉経後の女性に多くみられますが、「高齢になってから考えればよい病気」とは限りません。近年では若年層でもよく見られるようになっております。
骨の状態は自分ではなかなか分かりません。痛みなどのはっきりした症状がないまま進み、転倒や骨折をきっかけに初めて骨粗しょう症を指摘されるケースもあります。
だからこそ、症状が出てからではなく、早い段階で自分の身体の変化に気づくことが大切です。

歯科受診が「気づき」のきっかけになることがあります

千葉県富津市 熊切歯科医院

歯科医院では、虫歯や歯周病、顎の骨などを確認するためにパノラマX線写真を撮影することがあります。
その画像には歯だけではなく、下顎の骨も写ります。骨の状態には個人差がありますが、下顎骨の皮質骨などを確認することで、骨量が低下している可能性に気づくきっかけになることがあります。

もちろん、歯科医院で撮影するレントゲンだけで骨粗しょう症を診断することはできません。
気になる所見があった場合には、整形外科などで専門的な検査を受けていただくことが必要です。
大切なのは、「歯医者は歯だけを診る場所」と考えず、普段の歯科受診を全身の健康を見直す一つの機会として活用していただくことです。

熊切歯科医院でも、一度の診察だけですべてを判断するのではありません。定期的に通っていただくなかでお話を伺い、レントゲンやお口の変化を確認しながら、必要に応じて全身の健康についてもお声がけしています。

骨粗しょう症の治療を始める前に歯科受診を

骨粗しょう症の治療では、骨の吸収を抑えるためのお薬が使用されることがあります。
こうした薬を使用している患者様では、まれではありますが、顎の骨に炎症や壊死が起こる「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」に注意が必要です。
そのため熊切歯科医院では、これから骨粗しょう症の治療を始める予定がある方には、できるだけ治療開始前に一度歯科を受診していただくことをおすすめしています。
虫歯や歯周病が進んでいないか、炎症を起こしている歯がないか、将来的に抜歯が必要になりそうな歯がないかなどを確認します。
保存することが難しく、抜歯が必要と判断される歯がある場合には、骨粗しょう症治療の開始時期なども踏まえながら、先に処置することができるか検討します。

「薬を飲み始めてから歯が痛くなった」という状況になる前に、お口の中を整えておく。
それが、安心して骨粗しょう症の治療を続けるための準備にもつながります。

骨粗しょう症の内服や注射が始まった方へ

千葉県富津市 熊切歯科医院

すでに骨粗しょう症の治療を始めている方も、必要以上に歯科治療を怖がる必要はありません。
「骨粗しょう症の薬を飲んでいるから抜歯はできない」
「骨粗しょう症の注射をしているから抜歯はできない」
と一律に決まっているわけではなく、使用している薬の種類や期間、全身状態、お口の中の状態などを確認したうえで治療方法を考えます。

大切なのは、ご自身の判断で薬を止めないことです。
歯科治療が必要になった場合には、お薬手帳などで服薬状況を確認し、必要に応じて骨粗しょう症を診ている医師とも情報を共有しながら進めていきます。
現在飲んでいる薬の名前が分からない場合でも構いません。受診の際に、お薬手帳をお持ちください。
また、過去に骨粗しょう症の薬を使用していたことがある場合も、その旨をお知らせください。

歯を残し、しっかり噛めることも健康を支えます

千葉県富津市 熊切歯科医院

私たちが骨粗しょう症についてお伝えしたい理由は、抜歯や薬の問題だけではありません。
年齢を重ねても自分の口で食事を楽しみ、必要な栄養を摂り、人と会話し、元気に生活を続けるためには、お口の健康を保つことが大切です。

歯が減ったり、噛みにくくなったり、飲み込みにくくなったりといった小さな変化は、「オーラルフレイル」と呼ばれるお口の衰えにつながることがあります。
「最近、硬いものを食べなくなった」
「以前より食事に時間がかかる」
「むせることが増えた」
こうした小さな変化を年齢のせいにせず、早い段階で気づくことが大切です。

骨の健康も、お口の健康も、悪くなってから考えるのではなく、できるだけ早く気づき、対策していく。
それがフレイル予防や健康寿命を考えるうえでも大切だと熊切歯科医院では考えています。

医科と歯科、両方から身体を見ていくために

千葉県富津市 熊切歯科医院

長く通っていただいている患者様とは、歯のことだけではなく、
「最近どこかの病院にかかっていますか」
「新しい薬は始まりましたか」
「病院から新しい薬の内服がはじまっていませんか?」
「飲み薬におかわりないですか?」
といったお話をすることがあります。
糖尿病やリウマチをはじめ、全身の病気とお口の状態にはさまざまな関わりがあります。骨粗しょう症もその一つです。

歯科だけですべてを解決するということではありません。
歯科で気づいたことがあれば医科へつなぎ、医科で治療を受けていることがあれば、その情報を歯科治療にも活かす。
そうした連携が、より安全に治療を進めるためには欠かせません。
必要に応じて、かかりつけの医師への確認や、専門的な診療が可能な医療機関へのご紹介も行います。

骨粗しょう症が気になる方は
お気軽にお話しください

「まだ骨粗しょう症と診断されたわけではないから、歯医者には関係ない」
「薬を飲み始めてから伝えればいい」
そう思わずに、気になることがあれば早めにお話しください。
これから骨粗しょう症の治療を始める予定がある方、すでに治療中の方、ご家族に骨粗しょう症の方がいて自分も気になっている方もご相談いただけます。

お口の状態を確認し、必要な歯科治療があれば早めに対応する。必要であれば、かかりつけ医や専門の医療機関につなぐ。
当院は、歯だけではなく、その先にある患者様の生活や健康まで考えながら、長くお付き合いできる歯科医院でありたいと考えています。
まずは普段の歯科受診を、ご自身の身体について考えるきっかけにしてみてください。